「森林環境教育推進総合対策事業」について
 

● 趣旨・目的

森林は広く国民に恩恵をもたらすものとして,国民全体で支えていくことが必要となっており,そのため,森林の有する様々な機能や資源としての循環的な利用等について国民の理解を深めることが重要となっています。また,森林は青少年の豊かな人格を育む体験活動の場として広く活用していくことも期待されています。ブナの森にて

こうしたことから,森林の中での様々な体験活動等を通じて,人の生活や環境と森林との関係について学び,森林の有する多面的機能,森林の整備や木材利用の必要性等に対する理解と関心を深める森林環境教育を推進することが重要な課題となっています。

また,森林環境教育の推進に当たっては,これまでの取組から,国民全般に対する森林環境教育に関する普及啓発活動の推進,森林環境教育の取組を推進する人材の育成・確保,活動場所や活動プログラムなど受け入れ体制の整備・充実等を図ることとともに,関係機関が連携して取り組むことが重要となっています。

このため,本事業においては,森林環境教育活動の一層の拡大と活動内容の充実に向け関係機関と連携を図りつつ,@活動の優良事例の推奨等による普及啓発活動,A質の高い人材の育成・活動の促進,B活動プログラムや教材の作成等を総合的に実施します。

 

● 事業の内容等(林野庁:事業実施要綱・事業実施要領から抜粋)

1 森林環境教育推進総合対策事業(事業実施要綱)

森林環境教育活動の拡大と内容の充実を図るため,人材育成のための研修,森林環境教育活動や施設等の評価基準の策定,プログラム作り等を実施する。

2 事業内容等(事業実施要領)

(1)

普及啓発活動

 

森林環境教育に関するモデルとなる取組について,全国へ発信・普及するため,以下の取組を行う。

 

森林環境教育プログラムと体験活動フィールドが一体となった活動や施設等の評価基準の策定

 

評価基準に基づいた優良事例の調査・収集や事例集の作成

 

森林環境教育を行う団体等に対する優良事例に関する情報提供

 

森林環境教育を行う団体相互のネットワーク化の促進

(2)

人材の育成と森林組合等による活動の促進

 

教育・環境・河川などの他分野との連携を通じて森林環境教育活動を拡大させるため,以下の取組を行う。

   

(ア)

他分野との連携に必要となる企画・調整力を有する質の高い人材を育成するための教材の作成

   

(イ)

他分野の先進的な指導者や公的機関の担当者を講師とする研修会の開催

 

森林組合や森林所有者等による森林環境教育活動を促進するため,体験活動の実施に必要な指導力やマネージメント能力を持つ人材を育成するための教材の作成や研修会の開催

(3)

プログラム・教材の作成及び基礎データに関する調査

 

森林の多面的機能など森林・林業に対する理解をより深めるためのプログラムや教材の作成

 

森林環境教育の推進に必要となる基礎データに関する実態調査

(4)

なお,事業の実施に当たり必要な事項を検討するため,有識者等からなる委員会を開催し,意見を聴くものとする。

 
 
 

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