◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   森林環境教育ネットワークメールマガジン 第104号 (平成25年6月5日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 <林野庁のホームページから> 協定締結による国民参加の森林づくり  2 平成25年度の森林インストラクター「資格試験」等の申込みの受付が始まりました  3 <コラム> 森林環境教育の現場から(45)  4 <樹木のことなど25> タケやササに花が咲くとき  5 <イベント情報>    ◆第12回聞き書き甲子園の開催(第12回聞き書き甲子園実行委員会)    ◆木下沢の渓流ジャブジャブ歩き(関東森林管理局高尾森林ふれあい推進センター)  ☆ 事務局から 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 森で遊ぼう!! 森林環境教育ネットワークhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 《メールマガジン・バックナンバーhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/php4/mlbk/index.php》 《イベント情報の登録・閲覧http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 <林野庁のホームページから> 協定締結による国民参加の森林づくり ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  国有林野では、「国民の森林」として身近なものとするとともに、森林をフィールド とした活動を希望するNPO・企業等の民間団体や教育機関等の要望に積極的に応えるた め、森林管理署等と活動希望団体が協定を結び、国有林を国民参加の森林づくり活動の フィールドとして提供する取組を行っています。 ◆仕組の概要  国有林で、植樹、下草刈り、歩道の整備などの森林づくり活動や体験活動を行うこと ができる制度です。森林づくり活動の目的に応じて6つのメニュー(森林づくり活動の 種類)があります。 ◆活動の実施主体  森林づくり活動を行う民間団体や地方公共団体などです。民間団体の場合は、団体の 目的、運営の規約があることなどを条件としています。森林づくり活動のメニューによ っては、地方公共団体を含む協議会を設置していただく場合もあります。 ◆協定の締結  活動に当たっては、実施主体と森林管理署長との間において、森林づくり活動を計画 的に実施していくための協定を締結していただきます。協定は5年以内の期間で締結して いただきますが、その後も活動の継続を希望される場合は更新が可能です。なお、この 協定では、実施主体は協定対象森林における立木竹の所有権などを有しないこととなっ ています。 ◆森林づくり活動の種類  1) ふれあいの森    森林をフィールドとしたボランティア活動に参加したいというニーズに応えるた   め、ボランティア団体等による自主的な森林づくり活動のためのフィールド  2) 社会貢献の森    地球温暖化防止など地球環境保全への関心が高まっている中、企業の社会的責任   (CSR)活動などを目的とした森林整備活動の場としてのフィールド  3) 木の文化を支える森    歴史的な木造建造物や伝統工芸などの「木の文化」を後世に継承していくための   森林づくり活動を行うためのフィールド  4) 遊々の森    学校などの教育機関が、さまざまな体験活動や学習活動を行うためのフィールド  5) 多様な活動の森    林野巡視、歩道の草刈、自然観察、美化活動などの森林の保全活動を行うための   フィールド  6) モデルプロジェクトの森    地域や森林の特色を活かした効果的な森林管理を実施すべき地域において、地域   住民や参加・協力する民間団体等の間で合意形成を図りながら協働して実施する森   林づくり活動を行うためのフィールド ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 平成25年度の森林インストラクター「資格試験」等の申込みの受付が始まりました ―――――――――――――――――――――――――――――――――――  平成25年度の森林インストラクターの「資格試験」の申込みの受付が始まりました。  また、併せて、8月に実施される「養成講習」の申込みの受付も始まりました。  いずれも6月1日から7月31日までです。(環境教育促進法に基づく農林水産大臣・環境 大臣登録事業)  概要は次のとおりです。詳細につきましては、下記のURLを開いてご覧いただくか、 (一社)全国森林レクリエーション協会の森林インストラクター係(TEL:03-5840-7471) までお問い合せ下さい。 ◆資格試験 ◇受験申込み受付期間 平成25年6月1日〜7月31日 ◇一次試験 (実施日) 平成25年9月15日(日)       (場 所) 札幌市、東京都、名古屋市、大阪府、高知市、福岡市の6会場 ◇二次試験 (実施日) 平成25年11月16日(土)又は17日(日)のいずれか       (場 所) 東京都 ◇合格者の発表 平成25年12月中旬 ◆養成講習 ◇今回の養成講習(任意)は、全4科目(森林、林業、森林内の野外活動、安全・教育)  を通して実施するものです。 ◇受講申込み受付期間 平成25年6月1日〜7月31日 ◇講習期間(全4科目) 平成25年8月10日(土)〜17日(土)の8日間 ◇開催場所 「林野会館」(東京都文京区大塚3丁目)        ※現地実習1日は高尾山国有林を予定 ◇定員 100名(先着順) ◇本講習を受講し修了証の交付を受けた方は、「森林活動ガイド」の資格を取得するこ  とができます。また、申請により森林インストラクター資格試験二次試験の「実技試験」  が免除されます。 ◆詳細につきましては、次のURLを開いてご覧ください。申込書等をダウンロードするこ ともできます。→URL:http://www.shinrinreku.jp ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 <コラム> 森林環境教育の現場から(45) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  小学校5年生と武蔵野市の武蔵野公園を歩きました。  最初にソメイヨシノの実の観察。「これ食べてもいい?」。「毒はないけど売ってい るサクランボとは違うよ!」。  まずは私が毒味! まずいことは承知しているが、先に食べるのは指導者の勤め! 紫 に熟れた実をほおばり、吐き出す姿を見て、「やっぱまずいんだ〜」と喜んでいます。 この態度にムッ! 「まずさは舌で経験することが大切だ!」と食べさせることになりま した。  「ん・・・!ぐぇ〜」、最初はおいしいかなと勘違いさせ、後から強烈な渋味が襲っ てきます。この姿を見て付き添いの母親や高校生も挑戦! 皆同じリアクションに子ども たちは大喜び。  次は、ヘビイチゴの試食会。イチゴの甘酸っぱい味を想像していたのか、「んんん・・・ 味がない!」。今度は拍子抜けしたのかつまらなそう。  こんな観察会でしたが、カルガモの親子を発見して「かわゆぃ〜」、幸せな笑顔の花 が咲きました。自然の中を歩くだけでたくさんの出会いと思い出ができますね。                       (森林インストラクター 柳原 高文) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 <樹木のことなど25> タケやササに花が咲くとき ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  タケは60年に1回花が咲いて枯れるといわれ、長期1回開花型の植物として知られて いますが、開花の周期ははっきりとはわかっていません。  タケやササの花は花穂に集まってつき、イネやオオムギの花や実に似ています。めっ たに開花しませんが、花を着けると全部枯れてしまいます。  モウソウチクやマダケの一斉開花と枯死、ササ類では典型的なミヤコザサの大面積開 花による枯死などが知られています。  最近では、1930年に開花結実して枯れた竹林で、発芽した実生苗から育てたモウソウ チク林が67年目の1997年に全個体が開花結実し枯死したという事実が報告されています。         (子ども樹木博士ニュース「質問コーナー(堀内孝雄先生)」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 <イベント情報>   ◆第12回聞き書き甲子園の開催(第12回聞き書き甲子園実行委員会)   ◆木下沢の渓流ジャブジャブ歩き(関東森林管理局高尾森林ふれあい推進センター) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)に  ご登録いただいたイベントや事務局にご連絡いただいた情報等の中から紹介します。 ◆第12回聞き書き甲子園の開催  「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が、森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ 「森の名手・名人」、「海・川の名人」を訪ね、その知恵や技術、人となりを聞き書き し、記録する活動です。  参加した高校生は、名人との世代を超えた交流を通して、森や海、川からの豊かな恵 みやそこに暮らす人々の営み、地域の伝統・文化などについて学び、その成果をフォー ラムや作品集で発表しています。今年度の開催に当たり、参加を希望する高校生を募集 します。(第12回聞き書き甲子園実行委員会) ◇募集内容、実施スケジュールなどの詳細につきましては、次のURLを開いてご覧くださ  い。 URL:http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/130513.html  ◆木下沢の渓流ジャブジャブ歩き〜高尾の渓流に生息する水生生物を見つけよう!  木下沢の清流には、サワガニやカワゲラが生息しているよ。木下沢の森には、夏の光 をあびて元気にしているカラスアゲハやカワトンボなどの昆虫がたくさん見つかるよ! 親子で渓流をジャブジャブ歩き、木下沢に生息するたくさんの生物をさがしに行こう! (主催:関東森林管理局高尾森林ふれあい推進センター/                    実施:森林インストラクター東京会) ◇日時 平成25年7月14日(日)     集合:JR高尾駅北口改札前 8:45  解散:大下バス停15:30頃の予定 ◇参加費 大人1,700円/子ども(小学生以上)500円 ◇募集人員 親子30名(応募締切6月29日、応募者多数の場合は抽選) ◇申込みなど詳細につきましては、次のURLを開いてご覧ください。  URL:http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/index.html →最新情報 ====================================== ☆ 事務局から ======================================  「頂上に着きました。ありがとう、ありがとう。80歳と7か月は最高齢。多分、親子同 時、2度目の登頂は世界で初めてだと思います。日本中の皆さん、ありがとう。」  ご案内のとおり、先月、5月23日午前9時(日本時間午後0時15分)、当協会の会長でも あるプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎氏が次男の豪太氏らと、世界最高峰のエベレス ト(8,848m)に世界最高齢で登頂され、登頂直後に無線で伝えられた第一声です。  お会いするすべて皆さんから祝福の言葉をいただきます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆☆☆ご投稿等はE-mail:feenet_info@shinrinreku.jpまでお寄せください。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  一般社団法人 全国森林レクリエーション協会 森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472 E-mail:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆