◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆            森林環境教育ネットワークメールマガジン                  第 12 号                (平成20年7月1日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 <林野庁> 子ども農山漁村交流プロジェクトサイトのご紹介  2 平成20年度の森林環境教育推進総合対策事業について    〜新たに「森林環境教育活動者研修(仮称)」を実施〜  3 平成19年度の「子ども樹木博士」の実施状況等について  4 国有林の「保護林」について  5 <イベント情報> 「KUBB大会」(岩手県 住田町)  ☆ 事務局から ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐  《 メールマガジン・バックナンバー http://www.shinrinreku.jp/feenet/mlbk/index.php 》  《 イベント情報の登録・閲覧 http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/ 》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 <林野庁> 子ども農山漁村交流プロジェクトサイトのご紹介 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  インターネット上に, 「子ども農山漁村交流プロジェクトサイト」(http://www.ohrai.jp/kodomo/index.html) を立ち上げ,プロジェクトの紹介や問い合わせ窓口,受入地域に関する情報,受入地 域の体制づくり等の参考になる手引きの提供などを行っています。 同サイトは受入地域と体験活動の実施を希望している小学校とのマッチングも行って おり,情報を登録することで受入地域と学校が情報を共有することが可能になってい ます(会員登録が必要です。)。是非ご覧ください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 平成20年度の森林環境教育推進総合対策事業について   〜新たに「森林環境教育活動者研修(仮称)」を実施〜 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  本年度は,本事業がスタートして2年目を迎えます。  本事業の内容は,大きく分けて次の3つがあります。 ◇森林環境教育活動に関するモデルとなる取組等について全国へ発信・普及するため  の「普及啓発活動」 ◇教育・環境等他分野との連携を通じた森林環境教育活動の拡大や森林所有者・森林  組合等による活動の促進を図るための「人材の育成」 ◇森林・林業に対する理解を深めるための「プログラム・教材の作成等」  本年度の事業予定の概要は次のとおりです。 ◆普及啓発活動 ◇森林環境教育施設の評価基準を策定するための評価項目の作成 ◇ホームページの充実等による優良事例の紹介・実施団体のネットワーク化 ◇リーフレット等を活用した情報提供・普及啓発 ◆人材の育成 ◇前年度から開始した「森林環境教育コーディネーター研修」の実施 ◇新たに,森林所有者や森林組合職員等を対象に,森林環境教育活動の指導者を育成  する「森林環境教育活動者研修(仮称)」の実施 ◇研修教材の作成 ◆プログラム・教材の作成等 ◇学校における森林環境教育活動のためのプログラム・アクティビティ集の作成 ◇森林環境教育推進のための基礎データの収集 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 平成19年度の「子ども樹木博士」の実施状況等について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  去る6月23日(月)に開催された「第8回子ども樹木博士認定活動推進協議会通常総 会」の資料から,平成19年度の子ども樹木博士認定活動の実施状況や当協議会の主な 活動状況についてレポートします。 ◆認定活動の実施状況について  平成19年度の認定活動の実施については,実施団体から事務局に連絡等のあったも のの集計では実施回数で延べ102回,参加人数で延べ約32百人となっています。また, 実施団体は,26都道府県で53団体となっています。  なお,事務局では,認定証の配布状況等からみて,これら以外に報告等がなされて いないものがみられることから,実施結果等の連絡を呼びかけています。 ◆協議会の主な活動状況について ◇機関誌「子ども樹木博士ニュース」を4回(No.27〜30)発行し,会員,実施団体,  関係機関等に配布 ◇「認定証」,「樹木ガイド」,認定活動の「実施の手引き」や「進め方」,その他  の資料等を配布,また,ホーム・ページを逐次更新  【当協議会のURLはhttp://www.shinrinreku.jp/kyokai/kodomokyou.html】  【子ども樹木博士のURLはhttp://www.shinrinreku.jp/kodomo-n/main.html】 ◇リーダー交流会の開催  実施団体の交流を図りネットワーク作りに資するため,平成19年12月9日(日)午後,  東京都府中市の東京農工大学において「第5回子ども樹木博士リーダー交流会」を  開催,実施団体等19団体,総勢40人が参加し,活動報告,情報や意見の交換等を実施 ◇「子ども樹木博士のための新たな樹木ガイド」の普及等  新しく作成した「子ども樹木博士のための新たな樹木ガイド」の普及を図るととも  に,新しい実施の手引き・進め方の作成について検討 ◇インストラクターの紹介等  実施団体等からの要請に応じ,森林インストラクター等を紹介,また,平成19年度  の認定活動の実施について連絡等のあった実施団体を含め,これまでの実施団体の  一覧表を作成 ◇その他の普及活動  (社)全国森林レクリエーション協会が実施している「森林環境教育推進総合対策事  業」において作成された小学校向けリーフレット「森林環境教育のすすめ」にデー  タの提供等を行い,子ども樹木博士の普及を推進 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 国有林の「保護林」について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  国有林の「保護林」は,原生的な森林生態系からなる自然環境の維持,動植物の保 護,遺伝資源の保存,施業及び管理技術の発展等に資することを目的に,区域を定め て,禁伐等により保護を図る森林です。  この保護林の制度は,国有林独自のものとして,各種の森林等の保護法令に先駆け て大正4年に設けられ,以来保護林の適切な保全・管理が進められてきました。そし て,平成元年には保護林の区分体系が一新され,制度の再編・拡充が図られました。  現行の保護林制度における保護林の種類は7種類で,箇所数・面積(H19.4.1現在) は次のとおりです。 ◇森林生態系保護地域(28箇所,494千ha) ◇森林生物遺伝資源保存林(12箇所,35千ha) ◇林木遺伝資源保存林(324箇所,9千ha) ◇植物群落保護林(363箇所,181千ha) ◇特定動物生息地保護林(36箇所,21千ha) ◇特定地理等保護林(35箇所,35千ha) ◇郷土の森(35箇所,4千ha) (計833箇所,778千ha)  これらのうち,森林生態系保護地域は,我が国の主要な森林帯を考慮して設定され ています。また,世界自然遺産として登録されている「白神山地」,「屋久島」及び 「知床」についても,この登録以前に森林生態系保護地域が設定され,厳正な保全・ 管理が行われてきました。 詳細につきましては, http://www.kokuyurin.maff.go.jp/Kokuyu_Natural_Page02.html を開いてご覧下さい。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 <イベント情報> 「KUBB大会」(岩手県 住田町) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/) に登録されたイベントの中から紹介します。 ◆KUBB大会  スウェーデン生まれのニュースポーツ「KUBB」(クッブ)の大会です。全国レ クリエーション大会INいわて特別協賛行事として開催されます。(岩手県 住田町) ◇開催期日 平成20年9月14〜15日(日〜敬老の日) ◇開催場所 岩手県住田町 運動公園・種山ヶ原 ◇参加費用 1人当たり1,000円 ◇問合せ先 住田町役場 TEL:0192-46-2111 E-Mail:tada@town.sumita.iwate.jp 詳しくは,http://www.town.sumita.iwate.jp/sangyo/kubb/event.html を開いてご覧 下さい。 ====================================== ☆ 事務局から ======================================  北海道と沖縄を除く日本列島は梅雨の真っ只中でしょうか。当初は空梅雨かと言わ れていましたが,この1〜2週間は雨模様の毎日といった感じです。こうした時期の 野外活動は大変です。安全や健康に十分な注意が必要です。  さて,前回のメルマガ第11号で,林野庁からお知らせがありましたが,去る6月 13日に「山村再生に関する研究会」の中間取りまとめ「山村の再生に向けて」が公 表されました。  この中で,山村再生の前提として森林の整備・保全と林業・木材産業の振興が不可 欠であるとした上で,わが国の経済社会の動向等を踏まえ,将来に向けて着目すべき 分野であって,かつ,山村で対応が求められている分野として「環境(新素材・エネ ルギー)」,「教育」及び「健康」をあげるとともに,これらを実現するための手法 として「交流(新しい観光)」の推進や山村の「景観・資源」(文化的資源を含む。) の保全活用といったものが重要な要素となってくるとし,これら5つの分野は山村の 再生にとって欠かせない分野であるとされています。  山村の再生に向けて,キーワードは「環境,教育,健康,交流,景観・資源」の5 つ,これらの頭文字からいわば5つのK(5K)とでも呼べるもの,地域相互のつな がりを持って「互恵」(=「5K」)の精神で対応すべきものであるとも述べられて います。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  社団法人 全国森林レクリエーション協会  森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472  Eメール:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ====================================== ======= 伝えたい木の文化,残したい美しい森 ============ == 「美しい森林づくり」推進国民運動への参加・協力をお願いします。 === ===== ☆「美しい森林づくり」推進国民運動ホームページ☆ ======= ====== http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html === ===== ☆美しい森林づくり全国推進会議ホームページ☆ ========= ====== http://www.b-forest.org/ ================== ======================================