◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   森林環境教育ネットワークメールマガジン 第30号 (平成21年5月1日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 森林整備保全事業計画が決定    〜平成25年度までに森林環境教育活動参加人数を50万人に〜  2 「第21回森林レクリエーション地域美化活動コンクール」受賞団体の表彰  3 平成20年度「森林環境教育推進総合対策事業」(実施結果)の概要について  4 <アドバイス07> 野外活動における指導の技術  5 <イベント情報>    ◆北海道の「森林(もり)の市」の開催(森林の市実行委員会・北海道森林管理局)    ◆「やまね学校36」(財団法人キープ協会:山梨県)    ◆「赤谷の森」の自然散策をしませんか(赤谷森林環境保全ふれあいセンター)    ◆イベント予定「世界自然遺産の森林を体験しませんか!」(知床森林センター)    ◆国有林の「平成21年度森林ふれあい推進事業イベント」(林野庁)  ☆ 事務局から 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《メールマガジン・バックナンバーhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/php4/mlbk/index.php》 《イベント情報の登録・閲覧http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/》 《森林インストラクター資格試験http://www.shinrinreku.jp/shikakushike/shikakushike_gaiyo.html》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 森林整備保全事業計画が決定   〜平成25年度までに森林環境教育活動参加人数を50万人に〜 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  4月24日の閣議で,森林整備保全事業計画が閣議決定されました。  森林整備保全事業計画は,農林水産大臣が,全国森林計画に掲げる森林の整備及び保全の 目標の計画的かつ着実な達成に資するため,5年ごとに森林整備保全事業の実施の目標を定 めたものです。  今回の計画は,平成21年度から25年度までの5年間を計画期間としています。  事業実施に向けて,「安心」,「共生」,「循環」,「活力」の4つを基本的な視点とし, 「共生」の視点では,森林の多様性の維持増進,身近な生活環境としての森林や国民に広く 開かれた森林の整備及び保全による「森林と人とが共生する社会の実現」に向けて,森林環 境教育を推進するため,森林環境教育に適した森林を整備・保全し,子どもたちの森林環境 教育活動の機会を増加させ,森林環境教育活動の参加人数を現在の44万人から平成25年 度末には50万人に増やす成果目標が定められました。  詳しくは,以下のホームページをご覧下さい。(林野庁計画課)  [URL] http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/keikaku/090424.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 「第21回森林レクリエーション地域美化活動コンクール」受賞団体の表彰 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  当協会が主催する本コンクールの受賞団体が次のとおり決定しました。表彰式は,6月1日 (月)に開催される当協会の第24回通常総会において行われます。  今回のコンクールは,全体で29団体(都道府県から20団体,森林管理局等から9団体)の推 薦があり,その中から,去る4月7日(火)に開催された審査委員会の審議を経て,「農林水 産大臣賞」1団体,「林野庁長官賞」2団体,「当協会会長賞」4団体が決定したものです。 ◆農林水産大臣賞 ◇長野県飯山市 「いいやまブナの森倶楽部」 ◆林野庁長官賞 ◇静岡県富士宮市 「あおきだいら倶楽部」 ◇香川県東かがわ市 「東かがわ市北山森林ボランティア会」 ◆社団法人全国森林レクリエーション協会会長賞 ◇長野県飯山市 「特定非営利活動法人 信越トレイルクラブ」 ◇岐阜県岐阜市 「金華山サポーターズ」 ◇京都府亀岡市 「亀岡里山クラブ」 ◇長崎県長崎市 「長崎グリーンヘルパーの会」 ◆各受賞団体のプロフィールは,[URL]http://www.shinrinreku.jp/kyokai/purohyiru.pdfを  開いてご覧下さい。((社)全国森林レクリエーション協会) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 平成20年度「森林環境教育推進総合対策事業」(実施結果)の概要について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  平成19年度にスタートした「森林環境教育推進総合対策事業」(林野庁補助事業)につい て,2年目となる平成20年度の実施結果の概要を報告します。((社)全国森林レクリエーショ ン協会)  本事業においては,森林に対する国民の理解を深める機会として,また,青少年の体験活 動の場としても重要となっている森林環境教育の推進を図るため,1)森林環境教育に関する 普及啓発活動,2)人材育成等による活動の促進,3)活動プログラム・教材作成等の取組を実 施しています。また,本事業では,有識者からなる「企画委員会」や作業部会を開催し,意 見等を聴きながら取組を進めています。平成21年度の実施結果の概要は次のとおりです。 1) 普及啓発活動   森林環境教育活動に関する優良な取組事例等を全国に発信・普及するため,活動や施設等 についての評価項目の策定について検討するとともに,活動団体等のネットワーク化を図る ためのウェブサイトの充実,メールマガジンの配信,パンフレットの作成等を実施。 ◇評価の目的・枠組みなどを検討し,評価項目(案)の作成 ◇ウェブサイト「森で学ぼう!森林環境教育ネットワーク」の運営・充実   URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html ◇メールマガジンの配信 第7号(平成20年4月1日) 〜第27号(平成21年3月16日) ◇パンフレット:「森林環境教育のすすめ」及び「森林環境教育をはじめよう」の作成・配布 2) 人材の育成等   都道府県域における森林環境教育活動の発展,拡大のため,森林環境教育活動に関するマ ネージメント力の向上を図り,その中核となる者を育成する「森林環境教育マネージメント 研修」を実施するとともに,具体的な活動現場における指導者を養成する「森林環境教育リ ーダー研修」を実施。また,実施に当たっては研修教材を作成。 ◇「森林環境教育マネージメント研修」の実施  ・日時・場所:平成20年11月7日〜9日 林友ビル6階会議室  ・研修対象:森林インストラクター等地域の活動の推進を先導する者(修了者数 18人) ◇「森林環境教育リーダー研修」の実施   森林組合職員,森林所有者,林研グループ会員等を対象として,山形県及び静岡県におい  て実施。(研修教材として「森林環境教育の手引き―森林体験活動のガイド―」を作成)  ・山形県:天童市:平成20年12月5日〜7日(修了者数 17人)  ・静岡県:静岡市:平成21年1月30日〜2月1日(修了者数 8人) ◇研修教材「森林環境教育の手引き―森林体験活動のガイド―」の作成 3) 活動プログラム・教材作成等   学校教育等において活用できる活動プログラムやアクティビティー集を作成するとともに, 森林環境教育の推進に関する基礎的データを収集するための調査を実施。 ◇学校向け「森林環境教育アクティビティ・プログラム集」の作成 ◇都道府県・森林管理局における森林環境教育教材(22件)をウェブで紹介 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 <アドバイス07> 野外活動における指導の技術 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  指導者は,いくつかの技術的トレーニングを積んでおかなくてはいけません。 1) 発声法   大きな声を出せばよいということではなく,十分な声量をもつということです。 2) ボデーランゲージ   視線の運び,手足の動かし方等は,言葉以上に雄弁です。 3) パワーポジション   指導者の立つ位置の取り方で,参加者の意識の集中の度合いは大きく違います。 4) フィールディング   どのようにフィールドを使うか,参加者をどのような形で集めたり移動させたりするかな どを計画しておくことは,せっかくモチベーションが上がってきた参加者の気持ちを冷めさ せないためには重要なことです。 5) シナリオ   何を話すか,何を話してはいけないか,何を強調しなくてはいけないかなど,きちんとシ ナリオを作成することは,指導を始めたばかりの指導者には必要なことです。熟練した指導 者も,その慣れに甘えることなくいつも大切なポイントなどはチェックしなくてはいけませ ん。(「森林インストラクター養成教科書選集:野外ゲーム(藁谷久雄先生)」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 <イベント情報>   ◆北海道の「森林(もり)の市」の開催(森林の市実行委員会・北海道森林管理局)   ◆「やまね学校36」(財団法人キープ協会:山梨県)   ◆「赤谷の森」の自然散策をしませんか(赤谷森林環境保全ふれあいセンター)   ◆イベント予定「世界自然遺産の森林を体験しませんか!」(知床森林センター)   ◆国有林の「平成21年度森林ふれあい推進事業イベント」(林野庁) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)に登録い ただいたイベントや事務局に連絡いただいた情報等の中から紹介します。――― ◆北海道の「森林(もり)の市」の開催  (主催:森林の市実行委員会・北海道森林管理局,共催:北海道・札幌市) ◇開催日時 平成21年5月30日(土) 10:00〜15:30 ◇開催場所 ふれあい広場あつべつ(札幌市厚別中央市民交流広場)       (札幌市厚別区厚別中央1条5丁目(厚別区役所西向・南郷通り沿い)) ◇実施内容 ※先着の皆さんに木製品等のプレゼント  ・体験コーナー:トンカチ教室(巣箱づくり),パウチしおり教室,オガコアート,カミネッコン作成  ・展示コーナー:プロ野球選手用バット展示,ペレットストーブ展示,間伐材利用パネル展示など  ・即売コーナー:木工品,山菜,きのこなど  ・その他:木工品等のオークション,焼き鳥,ソバ打ち,緑の募金など ◇問合せ先  ・北海道森林管理局販売第一課(担当:半澤)   TEL:011-622-5231(内線367)  ダイヤルイン:050-3160-6295   [URL] http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/press/hanbai1/090421.html  ・北海道木材産業協同組合連合会(担当:浅田) TEL:011-251-0683(代表) ◆「やまね学校36」  やまね学校には,校舎も黒板もありません。森の中が教室です。ヤマネの研究者と,森の 中で調査の体験をしたり,小さな小さなヤマネの暮らす森を探検したりします。(主催:財 団法人キープ協会) ◇開催日時 2009年6月13日(土)14:30〜6月14日(日)14:00 ◇開催場所 山梨県清里高原 清泉寮       (新宿から約3時間,名古屋から約3時間の高原です。) ◇参加資格 ご家族・一般の方 ◇参加費用 一般22,000円・学生19,000円・小学生16,000円(1泊3食込) ◇応募方法 次の問合せ先にハガキ,FAX,E-mailのいずれかで ◇問合せ先 山梨県北杜市高根町清里3545       TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-2990 E-mail:forester@keep.or.jp       [URL] http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ ◆「赤谷の森」の自然散策をしませんか(参加者募集)  赤谷森林環境保全ふれあいセンターは,三国峠周辺に広がる赤谷の森(1万haの国有林) において,地元住民で構成する地域協議会や日本自然保護協会と一緒に,生物多様性の復元 や持続的な地域社会づくりに取り組んでいます。  当センターでは,自然や環境のことを学べる機会として次のイベントを実施します。 ◇日程等  ・ 5月24日(日) テーマ:赤谷の森の森林植物・動物  場所:小出俣  定員:20人  ・10月25日(日) テーマ:赤谷の森の森林生態・植物  場所:小出俣  定員:20人  ・ 2月14日(日) テーマ:冬の森林・冬芽の観察,冬季のフィールドサイン             場所:猿ヶ京地区多目的集会施設,いきもの村  定員:20人 ◇参加資格 小学4年生以上(小中学生は保護者同伴) ◇募集期間 それぞれ実施日の4日前まで ◇その他詳細につきましては,下記のURLを開いて「赤谷の森自然散策 参加者募集!!」をご  覧いただくか,下記の問合せ先までご連絡ください。 ◇問合せ・申込み先  関東森林管理局 赤谷森林環境保全ふれあいセンター(担当:小川,星田)  TEL:0278-60-1272 FAX:0278-24-5562 E-mail:akaya_postmaster@rinya.maff.go.jp  [URL] http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/ ◆イベント予定「世界自然遺産の森林を体験しませんか!」                   (北海道森林管理局 知床森林センター)  世界自然遺産「知床」の森林をフィールドとして活動する知床森林センターが平成21年度 に実施するイベントの開催予定です。 ◇[URL] http://www.shiretoko.go.jp/ →「平成21年度のイベントの予定をUPしました。」へ ◆国有林の「平成21年度森林ふれあい推進事業イベント」(林野庁)  森林とのふれあいを希望する皆さんを募集し,森林に対する理解を深めていただけるよう 森林管理局,森林管理署等が森林浴,林業体験,セミナー等のイベントを開催しています。 ◇「平成21年度森林ふれあい推進事業開催予定一覧」へ http://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/reku/fureai_suisin/h21kaisaiyotei.html ====================================== ☆ 事務局から ======================================  大型連休も真っ只中。まさに緑の季節です。野外での活動にしあわせさえも感じる季節で す。自然の中で行われるいろいろな催し,イベントが各地で予定されているのではないでし ょうか。身近な周囲の情報にもっと注意を払ってみたいと思っています。  さて,3年目を迎える「森林環境教育推進総合対策事業」(林野庁補助事業)につきまし て,本年度も当協会で実施することとなりました。森林環境教育に関する普及啓発,各種の 研修,教材の作成等に取り組んで参ります。メールマガジンの配信も含めて,変わらぬご支 援をお願いいたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  社団法人 全国森林レクリエーション協会  森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472  E-mail:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★           伝えたい木の文化 残したい美しい森     「美しい森林づくり」推進国民運動への参加・協力をお願いします。        ☆「美しい森林づくり」推進国民運動ホームページ☆          http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html        ☆美しい森林づくり全国推進会議ホームページ☆          http://www.b-forest.org/ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★