◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   森林環境教育ネットワークメールマガジン 第44号 (平成21年12月15日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 平成21年度森林インストラクター資格試験合格者の発表  2 <レポート> 平成21年度国有林野事業業務研究発表会の開催  3 <アドバイス21> 地球の歴史とヒト〜地球の誕生から現在までを1年にたとえると〜  4 <あんぜん08>    活動内容に応じてグループ編成し,ゼッケンやヘルメットに名前を入れる(当日の運営)  5 「森林環境教育リーダー研修in兵庫県」の開催(ご案内)  6 <ニュースから> 2008年度の温室効果ガス排出量(速報値)  7 <イベント情報> ◆高尾山で冬芽の観察(関東森林管理局 高尾森林センター)  ☆ 事務局から 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《メールマガジン・バックナンバーhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/php4/mlbk/index.php》 《イベント情報の登録・閲覧http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 平成21年度森林インストラクター資格試験合格者の発表 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  去る12月8日(火),平成21年度の森林インストラクター資格試験の合格者が発表されま した。本年度は,728人の受験申込みがあり,9月6日(日)の一次試験,11月14・15日(土 ・日)の二次試験,そして最終審査を経て,合格者は184人となっています。この結果,こ れまでの合格者数の累計は3,204人となります。  本年度の合格者は 35都道府県にまたがっており,合格者数の多いのは東京都の35人, 次いで神奈川県と大阪府のそれぞれ14人,そして埼玉県と千葉県のそれぞれ12人,静岡県 11人となっています。因みに,東京都は,昨年度は38人でした。  合格者の年齢幅は20歳から69歳で,年齢層では50歳代が57人(全体の31%)と最も多く, 次いで60歳以上38人,40歳代33人,30歳代29人,20歳代となっています。  職業等別では,会社員が最も多く57人(全体の31%),次いで退職者・その他の56人, 国と地方の公務員がそれぞれ20人となっています。また,合格者のうち女性は42人(同23%) で,これまでの女性の合格者数の累計は671人となっています。  合格者名簿は,(社)全国森林レクリエーション協会のホームページの    森林インストラクター[資格試験のご案内] 合格者の発表    http://www.shinrinreku.jp/shikakushike/shikakushike_gokaku_hapyo.html でご覧になれます。  なお,平成22年度の資格試験は平成22年9月上旬頃に一次試験が実施される予定で,詳細 については平成22年2月早々に協会のホーム・ページなどでご案内されます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 <レポート> 平成21年度国有林野事業業務研究発表会の開催 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  林野庁では,森林管理局等における現場業務の実行を通じて得られた森林の整備手法の 確立,国民参加の森林づくり,森林環境教育支援,安全衛生対策及び業務改善等の取組成 果を発表することにより,これらの成果の普及を図るとともに,今後の業務研究を一層推 進し,併せて研究課題への取組を通して人材育成に資するため,毎年度「業務研究発表会」 を開催しています。  本年度は,12月10日(木)に,発表課題の内容により,これまでの「森林技術部門」 及び「森林ふれあい部門」に加えて,国民視点に立った業務方法の改善,職員からの提案 等をもとに森林管理署等が自主的に行う取組の推進等の「国民の森林部門」の3部門に分 けて開催されました。  本年度の発表課題は,森林技術部門13課題,森林ふれあい部門9課題,そして国民の森林 部門7課題でした。中には民間会社やNPO,地元の小学校や高校・大学との連携によるもの もあり,優秀なものには林野庁長官賞(最優秀賞・優秀賞)や後援団体からの賞が授与さ れました。  林野庁長官賞等は別途公表されることと思いますが,当(社)全国森林レクリエーション 協会の会長賞については,森林ふれあい部門及び国民の森林部門の中から,次の発表課題 ・発表者に授与されました。 ◆(社)全国森林レクリエーション協会会長賞  「国有林から小学校へ繋がる森林環境教育の取組について」   九州森林管理局 宮崎森林管理署都城支署 森林ふれあい係長 片山 惠介 氏   宮崎県 三股町立三股西小学校 教諭 浜崎 十四夫 氏 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 <アドバイス21> 地球の歴史とヒト〜地球の誕生から現在までを1年にたとえると〜 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  1月1日に太陽を回る星として地球が生まれ365日を経て現在に至るとします。生命の誕生 は約40億年前2月の中・下旬頃に相当することになりますが,ヒトという生物はいつ頃誕生 したことになるのでしょうか。  生物が陸上で暮らせる条件は,植物による光合成が大気に酸素を供給し,紫外線を押さ えられるようになって整います。脊椎動物の先祖となる甲冑魚が誕生したのはちょうどそ の頃で,およそ5億年前です。それは,秋も終わる11月下旬に相当します。つまり,師走が 近づいた頃,ようやく魚類が生まれたようです。  やがて陸化を目指した両生類が陸化を果たして爬虫類が生まれ,そこから鳥類と哺乳類 が生まれたとされています。そして哺乳類の一部がサルとなり,サルとヒトとが分かれ出 すのは,さまざまな議論のあるところですが,300万年前とすると,それは12月31日18時 17分となり,なんと縄文時代の5千年前が23時59分となります。(「森林体験活動のガイド ―森林環境教育のすすめ―」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 <あんぜん08>   活動内容に応じてグループ編成し,ゼッケンやヘルメットに名前を入れる(当日の運営) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  参加者が大勢の場合は,適宜にグループ編成を行います。この場合,それぞれのスタッ フが掌握できる範囲の人数にわけることが,安全上からも大切です。グループ編成ができ たら,グループごとに担当のスタッフを紹介します。  また,森林をフィールドとする活動では,さまざまなリスクが潜んでいます。特に,大 勢の子どもたちを対象とした活動では,さまざまなケガや事故が発生する可能性がありま す。このため,子どもたちの危険な行動や動作を見かけたときは,すばやくその子どもの 名前を呼んで注意をすることが大切です。そのためにも,ゼッケンとヘルメットの前後に 名前等を書いておくことが,ケガや事故を防ぐ上で極めて有効です。       (林野庁監修「森林体験活動指導者のための安全管理ハンドブック」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 「森林環境教育リーダー研修in兵庫県」の開催 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  平成21年度の森林環境教育推進総合対策事業(林野庁補助事業)の一環として,地域に おける森林環境教育活動の現場指導者を養成する「森林環境教育リーダー研修」を兵庫県 において開催いたします。  これまで森林・林業に携わり,豊富な経験と知識・技術・技能を持ち,これから地域の 森林環境教育活動を行おうとされている方をはじめ,多くの皆様にご参加いただきますよ う,ご案内いたします。  概要等は次のとおりです。 ◇開 催 日 平成22年1月29日(金)〜31日(日)の3日間 ◇会   場 兵庫森林管理署 会議室(兵庫県宍粟市山崎町今宿100-1) ◇対 象 者 兵庫県及び近県に在住の森林組合職員,森林所有者,林研グループ会員等森林       ・林業関係の方,また,地域で森林環境教育活動を実施されている方 ◇研修定員 30人程度(応募者多数の場合は,研修申込書をもとに選考します。) ◇受 講 料 10,000円(教材費,資料代,保険料等を含む。) ◇応募方法 下記のURLを開いて詳細をご覧いただき,「参加申込書」をダウンロードして       必要事項をご記入のうえ,次の申込み・問合せ先にFAX又は郵送によりお       申し込み下さい。(応募の締切りは1月6日(水)です。)       URL:http://www.shinrinreku.jp/infomation/infomation.html#1 ◇申込み・問合せ先  森林共生フォーラム事務局(社団法人全国森林レクリエーション協会)   〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6階   TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472 E-mail:info@shinrinreku.jp   ホームページ:http://www.shinrinreku.jp ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6 <ニュースから> 2008年度の温室効果ガス排出量(速報値) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  先月,11月に環境省から2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量の速報値が公表 されました。(確定値は,各種統計の2008年度の年報値に基づいて算定され,2010年4月 に報告予定) ◆2008年度の温室効果ガスの総排出量は,二酸化炭素に換算して12億8,600万トン。 ◆これは,京都議定書の規定による基準年(CO2等は1990年度)の総排出量と比べると,  1.9%上回っています。 ◆前年度,2007年度の総排出量と比べると,エネルギー起源二酸化炭素について産業部門  をはじめとする各部門の排出量が減少したことなどにより,6.2%減少しています。  前年度と比べて排出量が減少したより具体的な原因としては,金融危機の影響による年 度後半の急激な景気後退に伴う,産業部門をはじめとする各部門のエネルギー需要の減少 等があげられるとのこと。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 7 <イベント情報> ◆高尾山で冬芽の観察(関東森林管理局 高尾森林センター) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)にご登 録いただいたイベントや事務局にご連絡いただいた情報等の中から紹介します。――― ◆高尾山で冬芽の観察  樹木たちは,厳しい冬を越すために,重ね着をしたり,副芽を用意したりして,来るべ き春の芽吹きに備え,様々な工夫をしています。そんな冬芽の姿を,菱山忠三郎先生のお 話を楽しみながら観察してみませんか。(主催:関東森林管理局 高尾森林センター) ◇日時 平成22年2月3日(水) 10:30〜15:25 ◇場所 八王子市高尾町 高尾山国有林(日影沢キャンプ場) ◇内容 冬芽の観察(講師:菱山忠三郎先生) ◇参加 募集人数:50名(応募者多数の場合は抽選),参加費:1,000円(交通費別) ◇申込方法  往復はがきにより,イベント名「高尾山で冬芽の観察」と参加者の1)郵便番号,2)住所,  3)氏名,4)年齢,5)電話番号を記入し,返信面に宛名を明記のうえ,下記の連絡先まで  お申し込みください。(申込締切:1月14日) ◇連絡先  関東森林管理局 高尾森林センター   〒193-0844 東京都八王子市高尾町2438-1   TEL:042-663-6689 FAX:042-663-7229   URL:http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/index.html ====================================== ☆ 事務局から ======================================  今年も残りわずかとなりました。今回のメールマガジン第44号が本年最後となります。  会員の皆様には,この1年,何かとご支援をいただき,ありがとうございました。  新年のメールマガジン第45号は,1月15日に配信する予定です。よろしくお願いい たします。  それでは,お元気で,よいお年をお迎えください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆☆☆ご投稿等はE-mail:feenet_info@shinrinreku.jpまでお寄せください。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  社団法人 全国森林レクリエーション協会 森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472 E-mail:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★           伝えたい木の文化 残したい美しい森       「美しい森林づくり」推進国民運動への参加・協力をお願いします。         ☆「美しい森林づくり」推進国民運動ホームページ☆           http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html         ☆美しい森林づくり全国推進会議ホームページ☆           http://www.b-forest.org/ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★