◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 森林環境教育ネットワークメールマガジン 第59号 (平成22年10月15日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 <コラム> 森林環境教育の現場から  2 <アドバイス36> 森林体験活動指導者の心がけ  3 <関連用語> COP10 (こっぷてん)  4 <あんぜん23> スズメバチに刺されないためにはどうしたらよいか(山歩き)  5 <図書紹介> 先進国型林業の法則探る―日本林業成長へのマネジメント  6 <イベント情報> ◆木づかい祭りだよ!全員集合 ◆第4期「森林ボランティア青年リーダー養成講座in関西」参加者募集 ◆地球観測連携拠点(温暖化分野)平成22年度ワークショップ ◆高尾森林センターの秋・11月のイベント2つ ◆「風の谷森林の楽校2010秋」森づくり体験100%  ☆ 事務局から〜〜〜その後の小笠原諸島,世界自然遺産登録に向けて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 森で遊ぼう!! 森林環境教育ネットワークhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 《メールマガジン・バックナンバーhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/php4/mlbk/index.php》 《イベント情報の登録・閲覧http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 <コラム> 森林環境教育の現場から ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  中学入試専門学習塾の生徒を対象に,練馬区の光が丘公園と目黒区の林試の森で毎月 1回定点観察を行っています。今回は,10月2日に行った光が丘公園の様子を報告しま す。  4月から随時参加している子どもたちは,ハナミズキ,ハクモクレン,ケヤキ,トチ ノキなど観察している樹木の姿を見るだけで名前や特徴が話せるようになってきました。 特に,トチノキは,冬芽や葉の展開から花の様子,実の付け方などを観察していること から,子どもたちのお気に入りになっています。国語の教科書にでている「モチモチの 木」で,主人公の少年がトチノキの葉の様子を怖がる場面や,栃餅をつくることなどが 記憶に残っていることも人気になる要因だと思います。  その日の子どもたちは,栃の実を拾うことに熱心で,大きな実を拾ったときは大喜び でした。しかし,一番のお気に入りは直径1cmほどの小さな実!! 子どもの指先ほ どの実は,その姿も手触りもミニチュア版! 自然界では発芽して成長できないであろ う小さな実が,人間の子どもたちに大人気になるとは,自然界には無駄がないのかもし れません?  今まで,栃の実を拾う時には大きな実のみを拾い小さな実には関心のなかった私です が,今回のことから小さな実を拾い,それを題材にして「トチノキの発芽と成長の話」, 「山村でのトチノキの利用法の話」などに入れば話の展開がうまくいくな?と感じまし た。(森林インストラクター ノ原 高文) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 <アドバイス36> 森林体験活動指導者の心がけ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  森林体験活動の指導は,学校の授業とは異なり,成績を問うものでもなければ,勝ち 負けを競うものでもありません。参加者全員が自然観察,野外ゲーム,ネイチャークラ フト,林業体験,キャンプなどのアクティビティを楽しく体験できるように,次のよう なことに心がけて指導に当たる必要があります。 ◇自信と余裕を持つこと・・・指導者の自信を持った態度は参加者に信頼感を与え,余  裕を持った態度は安心感を与えます。自信と余裕は参加者の緊張をリラックスした状  態へと解放させます。 ◇指導者自身も楽しむこと・・・指導者が楽しめなければ参加者も楽しむことができま  せん。参加者にとけ込んで楽しい雰囲気を作ることが重要です。 ◇参加者の潜在的な能力を引き出すこと・・・森林体験活動では,森林の中にある素材  を利用して遊ぶこと,仲間と協力して共同作業を行うことなどを通して,参加者の持  つ感性や創造力,協調性,リーダーシップなどの能力が顕在化される場面が少なくあ  りません。指導者は,その能力を認め,更に引き出すように努めることが大切です。 ◇常に参加者全員を見ること・・・説明の時には参加者全員に目線が届く位置に立ち,  移動する時には先頭から最後尾まで目配りをするなど,常に参加者全員の状態を把握  しておきます。 ◇ルールをはっきり示すこと・・・森林体験活動には,仲間と楽しく過ごすこと,自然  に負荷を与えないことなど,最低限のマナーを守るためのルールがあります。こうし  たルールは,冒頭の説明で必ず触れておく必要があります。 ◇参加者全員に公平に接すること・・・特定の参加者だけを楽しませたり,気のあう参  加者とだけ会話をしている限り,全体の満足感は得られません。参加者全員と公平に  接するように努めます。 ◇参加者に劣等感を持たせないこと・・・参加者によって体力や知識の差が生じますが,  森林体験活動は優劣を競う競技ではありません。適切な言葉がけなどによって,全員  が平等に楽しめるように配慮します。 ◇参加者全員でわかちあうこと・・・活動で得たものは参加者によって異なっています。  最後に全員で活動をふりかえる時間を設け,お互いの感想をわかちあうことが大切で  す。 ◇切り上げのタイミングを計ること・・・いくら楽しいからといっても,飽きがくるま  で続けては活動の印象を悪くしてしまいます。終了の頃合いを見計らうことも指導者  の役目です。 ◇安全対策に心がけること・・・指導者は常に危険を回避して行動するように心がける  とともに,危険な動植物,天候の変化,応急手当などの基本的な知識と対処技術を習  得しておきます。(「森林体験活動のガイド―森林環境教育のすすめ―」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 <関連用語> COP10 (こっぷてん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ご案内のように今週月曜日,11日から名古屋市において開催されている「COP10」に関 して,簡単に整理してみました。  COPとは「Conference Of the Parties」,国際条約を結んだ国が集まる会議(締約国 会議)のこと。COP10は多様な生き物や生息環境を守り,その恵みを将来にわたって利用 するために結ばれた生物多様性条約の10回目の締約国会議のこと。 ◆主催:生物多様性条約事務局(カナダ・モントリオール)  ※開催国(日本政府)は議長国として協力 ◆開催期間・場所 ◇2010年10月11日(月・祝)〜29日(金)   11日(月)〜15日(金):カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP/MOP5)   18日(月)〜29日(金):生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)   このうち27日(水)〜29日(金):閣僚級会合    ※カルタへナ議定書:2000年1月に採択されたもので,締約国には,遺伝子組み換     え生物を環境に放出することによる生物多様性に与える影響に配慮すること,     輸出入に際しては必要な措置をとることなどが義務付けられる。 ◇名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)  関連事業会場:白鳥会場,愛・地球博記念公園等 ◆COP10での想定される主な議題 ◇2010年目標の達成状況の検証及び新たな目標(ポスト2010年目標)の策定  ※2010年目標:2002年のCOP6で採択された「生物多様性の損失速度を2010年までに顕   著に減少させる」ということ ◇遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際的な枠組みの策定 等 ◆生物の多様性に関する条約(生物多様性条約:Convention on Biological Diversity)」  ラムサール条約やワシントン条約等の特定の地域や種の保全の取組みだけでは生物多様 性の保全を図ることができないとの認識から,新たな包括的な枠組みとして提案されたも の。1992年5月に採択され,同年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境 開発会議(地球サミット)において署名が開始された。翌1993年12月29日に発効し,2009 年12月末現在,193の国と地域がこの条約を締結。わが国は1993年5月に締結。 ◇条約の目的  1) 地球上の多様な生物をその生息環境とともに保全すること  2) 生物資源を持続可能であるように利用すること  3) 遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分すること ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 <あんぜん23> スズメバチに刺されないためにはどうしたらよいか(山歩き) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇ハチの巣に刺激を与えない  スズメバチが攻撃してくるのは巣を刺激された場合です。野外で茂みに分け入った時  等に,何気なく巣を刺激し刺されてしまうことがあるので注意が必要です。 ◇黒い色は避ける  スズメバチは黒い色を認識します。逆に白い色はあまり認識できません。そのため,  真っ先に狙われるのが髪の毛や瞳,黒い服です。野外では,できるだけ黒い服を避け,  帽子等をかぶります。また,香水や整髪料等の匂いにも敏感に反応するので注意が必  要です。 ◇ハチを振り払わない  飛んできたハチを手で振り払うと,ハチは攻撃されたと判断して,反撃してきます。  巣から離れた場所では,何もしない限り人を襲うことはないので,むやみに振り払お  うとせず,飛び去るまでじっとしていることが大切です。 ◇姿勢を低くするなど  スズメバチに襲われた場合,姿勢を低くすると,ハチが人を見失って飛び去ることが  多くあります。ただし,黒い服を身につけている場合は,姿勢を低くする動きを追わ  れ,刺される危険があるため,できるだけ巣から遠くに逃げるのが安全です。      (林野庁監修「森林体験活動指導者のための安全管理ハンドブック」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 <図書紹介> 先進国型林業の法則を探る―日本林業成長へのマネジメント (著者:相川高信/発行:(社)全国林業改良普及協会) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  人工林林業は先進国でこそ産業として成り立つというのが世界の共通認識です。人工 林林業がハイテク,自動車産業等と並び立つ成長産業となっている先進国もあります。 一方で,残念なことに,わが国では林業は成長産業として成立するには至っていません。 本書は,なぜ人工林林業が先進国で成立するのかを解き明かし,その19の原則を紹介し ます。これらの原則それぞれが,わたしたち日本が先進国型林業へと脱皮できるかのカ ギとなっています。(A5判・212頁・ハードカバー/定価:2,310円(本体:2,200円)) ●先進国型林業になるための原則 ・林業は中山間地域の持続可能な産業の重要起点 ・計画は,参加型で透明性を高めて作る ・森林の状況はモニタリングされる ・森林所有者は専門家のサポートを受ける ・地形が路網の配置と作業システムを決定する ・大規模製材工場と中小規模の製材工場は共存できる ・木材のカスケード利用のポイントはチップ生産にある ・更新には,自然のメカニズムを利用する ほか ◆申込先・発行所  社団法人 全国林業改良普及協会  〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル  TEL03-3583-8461 FAX:03-3584-9126 ホームペーシ:http://www.ringyou.or.jp/   ※ ホームページからオンラインで申込みできます ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6 <イベント情報>   ◆木づかい祭りだよ!全員集合   ◆第4期「森林ボランティア青年リーダー養成講座in関西」参加者募集   ◆地球観測連携拠点(温暖化分野)平成22年度ワークショップ   ◆高尾森林センターの秋・11月のイベント2つ   ◆「風の谷森林の楽校2010秋」森づくり体験100% ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)にご 登録いただいたイベントや事務局にご連絡いただいた情報等の中から紹介します。――― ◆木づかい祭りだよ!全員集合  国産材利用を通じて,地球温暖化防止や環境問題の改善に貢献することを目的に始ま った「木づかい運動」。植える→育てる→収穫する→上手に使う→また植える・・・こ のシンプルな森林のサイクルを作ることが大切,ということをうたい続けています。昨 年「サンキューだよ!全員集合!」と題し,全国で活動を続ける木づかい企業・団体が 一堂に会し,業種を超えて交流するイベントを開催し,好評を博しました。今年度の “パート2”は,一般の方にもオープンなものとし,期間も2日間に。「木づかい」な ライフスタイルの提案や全国のムーブメントなどを活発に語り合います。「木づかい」 のキーパーソン安藤直人教授のセミナーを聞けば“木づかい通”になれることも請け合 い。隣接するギャラリーにて「木づかい見本市」も行い,マッチングイベントとしての 機能を強化しています。       (主催:NPO法人 活木活木(いきいき)森ネットワーク/後援:林野庁) ◇開催日 平成22年11月4日(木)〜5日(金) ◇場所等 東京大学弥生講堂 東京都文京区弥生1-1-1       一条ホール(4日) セミナー&木づかい会議・分科会       セイホクギャラリー(4〜5日) 木づかい見本市       エンゼル棟(5日) 木づかいミニセミナー       ※参加費無料 ◇申込みや詳細につきましては,次のURLを開いてご覧ください。申込用紙は必要事項を  記載して,FAX送付願います。  http:// www.kidukai.com/ info/ 100916/ index.pdf  FAX送付先:03−3816−5062  又はメールにて必要事項を連絡。メール送付先:mail@iki-mori.net ◆第4期「森林ボランティア青年リーダー養成講座in関西」参加者募集  私たちが『森』と『人』との,かけ橋になる。  森の大切さって何?→昔から人は,森から木材や燃料を得て生活してきました。他に も木は地面に根を張り,土砂災害を防止したり,生き物の住みかになっています。CO2 を吸収して,温暖化を防ぐ力もあります。しかし,そんな森も,手入れをしなければ, 森は暗く,細く弱い木しか育たなくなり,力が発揮出来なくなります。具体的には何を するの?→枝打ち,間伐など様々な作業を行ったり,今も森と暮らす人からお話を聞い たりします。なんか難しそう・・・→未経験の方でも,自然が好き!森を守りたい!環 境問題をどうにかしたい!と思っている人なら誰でも出来ます。同じ思いの人たちと一 緒に語り,活動することで,必ず自分にあった森と人とのつながりを見つけられます。                     (主催:NPO法人 JUON(樹恩)NETWORK) ◇カリキュラム  第1回 2010年11月6日(土) オリエンテーション(神戸市)  第2回 2010年11月27日(土)〜28日(日)      雑木林保全活動,原生林等の視察(兵庫県宍粟市千種町)  第3回 2010年12月11日(土)〜12日(日)      人工林保全活動,山村の現状視察(宍粟市一宮町)  第4回 2011年 1月22日(土)〜23日(日)      里山保全活動,炭焼き,里山の現状視察 (京都府亀岡市)  第5回 2011年 2月5日(土)振り返り・安全についてなど(神戸市) ◇詳細は「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)又は次のURL  を開いてご覧ください。http://juon.univcoop.or.jp/ ◆地球観測連携拠点(温暖化分野)平成22年度ワークショップ  統合された地球温暖化観測を目指して〜森林における観測の最前線〜  地球温暖化は,人類が直面する地球規模の重大な問題の一つです。温暖化による影響 を把握し,適切な緩和策を推進するためには,長期にわたる地球観測データの蓄積が不 可欠です。ワークショップでは,最近特に注目を集めている森林を対象に,その基盤的 な観測のみならず,COP10を踏まえた生態系・生物多様性,炭素循環,温暖化の影響に関 する観測について講演を行うとともに,最近注目を集めている途上国における森林減少・ 劣化による温室効果ガス排出の削減:REDD+(レッド・プラス)についても,観測の観点 から,その概要について紹介します。(主催:地球温暖化観測推進事務局・環境省・気 象庁/後援:内閣府・文部科学省・農林水産省ほか) ◇日時 平成22年11月12日(金) 13:00〜17:15(受付12:15〜) ◇場所 千代田放送会館ホール(東京都千代田区紀尾井町1-1)      地下鉄:赤坂見附・永田町・麹町の各駅から徒歩2〜9分 ◇入場は無料,参加は事前登録制です。参加申込み,お問合せなどにつきましては,次  のURLを開いてご覧ください。  URL:http://occco.nies.go.jp/101112ws/index.html ◆高尾森林センターの秋・11月のイベント2つ(主催:関東森林管理局 高尾森林センター) ○高尾で秋を<みる・つくる・たべる> 花炭づくりと秋の恵みを味わおう  四季折々いろいろな顔を見せてくれる日影沢で,森林インストラクターと一緒に深ま  りゆく秋の色,森の香りを探します。午後からは火おこしから始める花炭(飾り炭)  作りを体験。おこした火を使って秋の恵みを食します。  [日時・場所] 平成22年11月13日(土) 集合9:00 JR線・京王線高尾駅北口           八王子市高尾山国有林 日影沢キャンプ場・いろはの森  [定員等] 40名(大人) 参加費:1人1,700円(別にバス料金) 締切:10月30日 ○秋の高尾山親子自然観察会  森の案内人,森林インストラクターと一緒に,日影沢を観察し秋の恵みを探します。  木の不思議を感じてみましょう。見つけた落ち葉や木の実でクラフトを作ります。  [日時・場所] 平成22年11月20日(土) 集合 8:45 JR線・京王線高尾駅北口           八王子市高尾山国有林 日影沢キャンプ場・いろはの森  [定員等] 50名(小・中学生親子) 参加費:1人500円(別にバス料金) 締切:11月6日 ◇申込方法等の詳細につきましては,次のURLを開いて「最新情報」をご覧ください。   URL:http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/index.html  ◆「風の谷森林の楽校2010秋」森づくり体験100%  やさしい風吹く谷,岐阜県揖斐川町谷汲地区。奈良の飛鳥を想わせるのどかな里山の 盆地です。谷汲山華厳寺,両界山横蔵寺もあり,140万人の参拝客,観光客が訪れる所 でもあります。周囲の里山は人工林,天然林でいっぱい。廃校になった小学校を改装し た「ラーニングアーバー横蔵」を拠点にして,周辺の区有林や地元の共有林の整備を行 います。また,横蔵寺のライトアップされた紅葉が見られると思います。夜の交流会で は,とれたてのキノコで秋の味覚をお楽しみいただけます。晩秋を風の谷で満喫しませ んか。もちろん初心者の方も大歓迎です。(主催:NPO法人 JUON(樹恩)NETWORK) ◇開催日 2010年11月22日(月)〜23日(火・祝) 1泊2日 ◇開催地 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲・横蔵地区 ◇内容等 森づくり体験100%:枝打ち・間伐等 ◇参加費 学生・会員8,000円/一般10,000円(保険料,宿泊食事1泊3食代等)       ※現地までの交通費は各自ご負担下さい。定員:30名 ◇締切等 11月15日(月) ※締切日過ぎてのお申込みはご相談下さい。 ◇詳細は「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)又は次のURL  を開いてご覧ください。http://juon.univcoop.or.jp/ ====================================== ☆ 事務局から〜〜〜その後の小笠原諸島,世界自然遺産登録に向けて ======================================  小笠原諸島については,平成22年1月に,世界遺産条約に基づく世界遺産一覧表に記載 するための推薦書が提出され,同年7月には世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保 護連合(IUCN)の専門家による現地調査が行われましたが,この度,この現地調査の結 果を踏まえて,IUCNからわが国に対し書簡が送付され,小笠原諸島の推薦に関する追加 情報の提出要請があったとのこと。  今回の追加情報の要請内容は3点あるようで,正確ではないかもしれませんが,1)推 薦地の範囲の海域部分の拡張の可能性について,2)推薦地を囲む国立公園のバッファー ゾーンとしての機能について,3)モクマオウ,アカギ,ランタナ,リュウキュウマツな どの侵略種の蔓延状況に関する地図情報等についての意見や資料が求められているよう です。  今後のこととして,国や東京都等の関係機関では,11月中旬を目途に今回のIUCN書簡 への回答を送付する予定とのこと。また,IUCNでは平成23年5中旬を目途に小笠原諸島に 関する評価報告書を取りまとめ,これをもとに,同年6月下旬にバーレーンで開催される 予定の第35回世界遺産委員会において審議される予定とのことです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆☆☆ご投稿等はE-mail:feenet_info@shinrinreku.jpまでお寄せください。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  社団法人 全国森林レクリエーション協会 森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472 E-mail:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★           伝えたい木の文化 残したい美しい森       「美しい森林づくり」推進国民運動への参加・協力をお願いします。         ☆「美しい森林づくり」推進国民運動ホームページ☆           http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html         ☆美しい森林づくり全国推進会議ホームページ☆           http://www.b-forest.org/ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★