◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆           森林環境教育ネットワークメールマガジン                 第 6 号              (平成20年3月17日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目  次 )  1 <林野庁からのお知らせ> 「山村再生に関する研究会」の開催について  2 <投稿> 中学校1年生の「総合的な学習」にて  3 レポート:シンポジウム「上下流の連携による森林・林業・木材産業の再生を目指して」  4 国有林の巨樹・巨木「森の巨人たち」 <1> 「カツラ8本の愛称」  5 森林体験活動とマナー <2> 「家を出る前からはじまるマナー」  6 <イベント情報>    JICA公開セミナー「やってみよう!環境教育 ―途上国の自然を守る取組から―」  ☆ 事務局から ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 <林野庁からのお知らせ> 「山村再生に関する研究会」の開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  林野庁では,山村の再生に向け,新たな手法により山村振興施策をこれまで以上に推 進していくため,林野庁長官の私的研究会として「山村再生に関する研究会」を立ち上 げることとなりました。 ■ 趣 旨   山村は森林を支える基盤ですが,林業採算性の悪化,人口の減少・高齢化の進展な  どにより山村の活力が低下し,森林の荒廃等につながっています。   一方,山村には森林資源をはじめ山村特有の資源が豊富に存在しており,これらを  活かした新たなエネルギー,マテリアルなどの供給や新たなライフスタイルに応じた  活動の場の提供等,活性化に向けての大きな可能性を秘めています。   こうしたことから,我が国経済社会の動向,国民のライフスタイルの変化や山村の  特徴を踏まえた再生の方策について検討するため,「山村再生に関する研究会」を開  催いたします。 ■ 第1回研究会の開催  ◇日時 平成20年3月19日(水) 午前10時〜12時  ◇場所 農林水産省7階秘書課研修室 ■ 議 題  ◇山村の現状と問題に対する共通認識の醸成  ◇これらを踏まえた山村再生に向けての論点と課題の整理  ◇論点・課題(主要テーマ)に対する具体的な対応方策の整理 ■ 研究会委員   小田切 徳美 (明治大学農学部教授)   古藤田 香代子 (一橋大学社会学部講師)   杉山 喜英 (静岡県川根本町長)   曽根原 久司 (NPO法人えがおつなげて代表理事)   奈須 正裕 (上智大学総合人間科学部教授)   平田 賢典 (みずほ総合研究(株)主任研究員)   宮林 茂幸 (東京農業大学地域環境科学部教授) ■ 今後のスケジュール   平成20年3月19日(水)に第1回研究会を開催し,以降,月2回程度の頻度で  研究会を開催する予定。5月に主要テーマを決定し,6月以降に具体的な対応策を検  討。 ◆林野庁ホームページ:http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson/080311.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 <投稿> 中学校1年生の「総合的な学習」にて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  中学校1年生のいわゆる総合学習のお手伝をしてきました。この学校は都心に所在す るにもかかわらず樹木の多い学校で,校歌にも4種類の樹木のことが歌われています。 今回の総合学習の目的も「校庭の樹木を知ろう」です。これを10時間かけて行いまし た。  最初の1時間は,パワーポイントを使って「樹木とは何?」をクイズ形式で行いまし た。この時に,樹木の生態系における役割だけではなく,樹木が二酸化炭素を吸収して 生長していること,特にスギやヒノキの人工林は多くの二酸化炭素を吸収している話も しました。  次に,校庭の樹木調査に3時間をかけました。ここでは,過去に調べられた資料をも とに現在生育している樹木を確認し,その樹木の文化的な役割等を調べていきました。 過去の資料は「過去のもの」だけに,切られていたり,新に生えていたり・・・大変な 作業でした。  次の2時間は,私の研究テーマである「樹木を測定して材積を求めてから貯えている 炭素量を計算し,二酸化炭素量に換算する活動」です。三角定規を利用して樹高を簡単 に測定するまではよかったのですが,ワークシートに当てはめて計算する際,電卓を忘 れた子どもが多く苦労しました。(手計算は無理!)  そして,最後の4時間で樹名板を手作りして設置しました。板を切り,ヤスリをかけ, アクリル絵の具で描いていきます。子どもらしい感性でかわいい樹名板が完成しました。  さて,終了後のアンケートの感想から,面白そうなものをいくつか紹介します。 ■よく分かった編  ◇樹木は,やっぱり,とても大切にしなければいけないと思いました。自分でも,もっ   と貢献していきたいです。  ◇木についていろいろなことが分かりました。木を大切にしようと思います。 ■地球温暖化防止に樹木が役立っている編  ◇地球温暖化が少しでも改善されるなら,森林をすぐきれいに整備したほうがいいと   思いました。樹木のことも分かってよかったです。これからも木を大切にしていき   たいです。  ◇木をたくさん植えて地球温暖化が防げるのなら,何で植えないのかな〜・・・と。 ■面白くなかった編  ◇昨日はいろいろ楽しかったけど,パワーポイントはあまり楽しくなかった。(難し   くて分からなかった)  ◇樹木はきらいだ。 ■番外編  ◇東京のビルを全部ツリーハウスにすればいいと思う。  ◇大きい木でも炭素は少ししか入っていなかった。人は平気で二酸化炭素をたくさん   出しているけど,木は大変なのだと思いました。  学校でいろいろな活動のお手伝いをしています。子どもたちは,こちらが投げかけた テーマをしっかりと受け取ってくれます。でも,子どもたちが投げ返すときにその場に いないゲストティーチャーという立場の弱さを感じることが多々あります。中学1年生 に少し芽生えた「環境意識」を育てていきたいですね。社会全体で!(宇都宮大学大学 院修士課程 柳原高文) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 レポート:シンポジウム「上下流が連携した森林・林業・木材産業の再生を目指して」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  去る2月25日(月)に,東京は千代田区の「スクワール麹町」において,シンポジウ ム「上下流が連携した森林・林業・木材産業の再生を目指して」が開催されました。  本シンポジウムは,平成19年度の「上下流連携いきいき流域プロジェクト事業」の一 環として,日本林業技士会が主催するもので,林野庁,全国森林組合連合会及び(社)全 国木材組合連合会が後援しています。なお,この上下流連携いきいき流域プロジェクト 事業は,都道府県を越える圏域における上下流の住民や森林・林業関係者が連携して取 り組む活動等を支援することにより,林業・木材産業の活性化と森林の公益的機能の維 増進に資することを目的として実施される事業です。  当日は,参加者が200人を超える盛況で,北は北海道から南は九州,鹿児島県まで, 全国各地36都道県から参加がありました。シンポジウムでは,先ず主催者である日本 林業技士会の三澤会長から,続いて来賓としてご出席の林野庁の沼田計画課長から,本 プロジェクト事業の意義や位置づけなどを踏まえて,ご挨拶がありました。  シンポジウムのプログラムは第1部と第2部で構成されており,第1部は流域森林・ 林業活性化センター3団体による取組事例の発表,そして第2部では遠藤日雄氏(鹿児 島大学農学部教授),湯浅勲氏(日吉町森林組合理事兼参事),ア野隆一郎氏(ハロー ウッズ森のプロデューサー)の3氏による講演がありました。その概要は次のとおりで す。 (第1部 事例発表) ◇ 「秋田県米代川流域の現状と今後の取組」  (発表者)米代川流域林業活性化センター 橋場忠則氏   米代川流域の課題の一つである「成熟する民有スギ人工林からの計画的な素材生産  の拡大」を図るため,流域内のスギ人工林の現況,保有山林規模別事業体数や高性能  林業機械の導入の現状,素材生産量の推移等を踏まえながら,流域内の林業活性化の  ためのシンポジウムや意見交換会の開催,現地説明等の実施状況や今後の取組につい  て発表。 ◇ 「天竜・東三河流域の交流から上下流を考える」  (発表者)東三河流域森林・林業活性化センター 高橋 啓 氏   両流域に共通する課題の解消に向けて実施した@森林経営情報のギャップを解消す  るための基礎情報の提供,講習会・見学会や森林組合職員との相談会の開催,A木材  生産オペレーション技術・事業マネージメントの向上を図るための現地講習会や意見  交換会の開催,B小規模森林所有者を支援する地域・森林ボランティアを育成するた  めの人工林の調査,森林整備の計画立案,間伐技術等に関する森林ボランティア養成  講座等の開催について発表。また,今後の展開として両流域の林業再生に向けた共同  プログラムの作成が必要。 ◇ 「南予アルプスへのいざない」  (発表者)南予流域林業活性化センター 山内 宏 氏   愛媛県南予流域における林業振興に並ぶ流域活性化の新たな柱として,森林利用し  た観光振興による交流人口の増大を目的とする「南予アルプスへのいざない」プロジ  ェクトの取組状況等について発表。@南予アルプスを愛する心を共有する「南予アル  プス友の会」の発足・活動,A体験登山等も行う「南予アルプスの魅力を語る会」の  開催,B体力に応じた3コースの紅葉登山イベントの開催,C作成したハイキングガ  イドを利用したスタンプラリーの実施等について,また,今後の展開について。 (第2部 講演) ◇「転換期を迎えた林業・林産業への提言」 遠藤日雄 氏   わが国における外材の輸入環境が厳しさを増し,国産材の需給環境も大きく変わり  つつある中で,充実しつつある国内の人工林資源を活用した林業・林産業の再生が急  がれる。こうした中で安定した国産材の供給体制の確立等を図るために何が必要か,  北欧等海外の事情も踏まえながら,転換期にあるわが国の林業・林産業おける課題や  再生策について講演。 ◇「提案型集約化施業による林業経営」 湯浅勲 氏   氏が提唱し実践されている「提案型集約化施業」について,日吉町森林組合におけ  る進め方やノウハウ等,森林調査や森林施業プランの作成・提示から作業道の開設,  間伐の実施,事業の完了まで紹介。そして,この提案型集約化施業は森林組合と森林  所有者の信頼の上に成り立つものであること,また,これに取り組むためには人材を  育成する,経営意識を改めるなどのことが必要であること。最後に,森林にはビッグ  ビジネスがあると結ばれた。 ◇「元気あふれる森を創造し,子どもを元気にする」 ア野隆一郎 氏   これまでの様々な経験等を活かしながら,栃木県茂木町にあるツインリンクもてぎ  に開設された「自然体験施設ハローウッズ」において実践している様々な取組,特に  元気あふれる里山を復活し,子どもたちを元気にする自然体験プログラムによる感動  的な取組を熱っぽく講演。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 国有林の巨樹・巨木「森の巨人たち」 <1> 「カツラ8本の愛称」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  国有林の巨樹・巨木「森の巨人たち100選」に中には,カツラが8本あります。ス ギの28本に次ぐ本数で,北は北海道から南は三重県まで所在します。全てに愛称があ り,その特徴もさまざまです。北のものから順に愛称等を簡単に紹介します。(巨樹・ 巨木保護中央協議会「巨木に逢う本」から) ◆カツラ「森の神様」  ◇所在市町村:北海道美瑛町/樹高:31m/幹周り:1,151cm/推定樹齢:900年  ◇付近で植樹を行った際に,小学生がその神秘的な姿から「森の神様」と呼び,その   名が一般に広がったといわれています。 ◆「三本桂」  ◇北海道置戸町/28m/300cm/200〜299年  ◇根元からの株立ちにより三本の大木が生立しています。空高くそそり立つ姿は,地   域のシンボルとして親しまれています。 ◆「縁桂」(えんかつら)  ◇北海道乙部町/40m/610cm/500年  ◇この巨人は別々の木の枝と幹が結合した連理の木です。縁結びの神様が宿ると伝え   られており,地元では,この木に触ると縁が結ばれるとあがめられています。 ◆「女甑山の大カツラ」(めこしきやまのおおかつら) 別名「母子鬼権現カツラ」  ◇山形県真室川町/25m/1,340cm/300年  ◇生育地の甑山は昔は大霊山として栄え,多くの修験者がいたといわれ,地元のマタ   ギから御神木としてあがめられてきたそうです。 ◆「剣桂」(けんかつら)  ◇福島県西郷村/45m/970m/370年  ◇霊験あらたかな木として,地元では厚い信仰を集めています。また,名称の由来で   ある幹に剣が刺さっているところは,一見の価値があります。 ◆「嫗仙の滝のカツラ」(おうせんのたきのかつら)  ◇群馬県草津町/35m/670cm/300〜400年  ◇観光名所の「嫗仙の滝」がある深い渓谷を形成する川沿いに生育しています。この   巨人は雄樹で,同じ町内に生育する「谷沢の姫カツラ」(雌樹)と対に見られてい   るようです。 ◆「コモチカツラ」  ◇石川県白山市(旧白峰村)/43m/1,560cm/1,000年  ◇江戸時代に行われた立木調査の結果を記した古文書にも「コモチカツラ」という地   名が記載されているそうです。 ◆「大又のカツラ」  ◇三重県熊野市/32m/1,060cm/300年以上  ◇生育地は熊野川の支流に位置する大又国有林で,周辺には大小のカツラが寄り添う   ように自生しています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 森林体験活動とマナー <2> 「家を出る前からはじまるマナー」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  森林を利用する時の一番大切なマナーは,事故を起こさないことです。毎日のように, 山菜採りやハイキングに出かけた人が道に迷ったりして大ケガをしています。時には, 命を落としてしまうこともあります。  もし,あなたがそのようなことになれば,家族や友だちを悲しませるだけでなく,森 の近くに住む人々に大きな迷惑をかけることにもなるのです。では,どのようなことに 気をつければいいのでしょうか。 ★無茶な行動計画を立てない。 ★体調を整える。 ★行動計画を家族に連絡する。 ★装備・服装・持ち物に気を配る。  すぐ近くに山菜を採りにいくだけだから・・・,気楽なハイキングに行くだけだか ら・・・。森の事故の多くはこういうときに起こります。  前の晩に夜更かしをしていたり,前々からの計画だからといって悪天候にもかかわら ず出かけたり,家族に行き先をはっきり告げずに出かけたりというようなことが事故を 引き起こす原因となります。  また,天候の急変やけが,蜂刺されなど思いがけないアクシデントも,森の利用には つきものです。こうしたアクシデントの時にも対応できるように活動に適した服装と最 低限の持ち物を用意することも大切です。  次の7つは,森を利用する際には必ず持っていく習慣をつけるといいでしょう。ただ し,森の中に持ち込んだものは必ず持ち帰ることが大切です。 ◇水筒・・・・・・・・・飲料水ばかりでなく,傷口を洗うなどさまざまに使います。 ◇雨具・・・・・・・・・雨は体力と思考力を急激に奪います。 ◇ナイフ・・・・・・・・小さなもので十分です。 ◇マッチ・ライター・・・たき火のおかげで助かった遭難者はたくさんいます。 ◇地図・・・・・・・・・新しいものを用意しましょう。 ◇救急セット・・・・・・バンドエード,消毒薬など ◇非常食・・・・・・・・カンパン,ビスケット,アメなど  あなたのまわりの人々に迷惑をかけないこと,これがマナーの第一歩です。(「もりのマナーから」) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6 <イベント情報>    JICA公開セミナー「やってみよう!環境教育 ―途上国の自然を守る取組から―」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  JICA地球環境部自然環境保全課題支援事務局の主催により開催されるセミナーです。  ブラジル・マレーシア・ケニヤにおけるJICAの環境教育プロジェクトの具体的な取組 やJICAで作成された環境教育教材「やってみよう!環境教育」等が紹介されます。(主 催者:途上国でも日本でもすぐに使える環境教育のヒントが満載のセミナーです。) ◇開催期日 平成20年3月25日(火) 15:00〜17:00 (14:30開場) ◇開催場所 JICA地球ひろば 講堂 (東京都渋谷区広尾4-2-24) ◇参 加 等 どなたでも(無料) ◇応募締切 3月21日(金)  詳しくは,本ネットワークのイベント情報[No.13]をご覧いただくか,次のURLを開い てご覧下さい。http://www.jica.go.jp/event/080325.html ====================================== ☆ 事務局から ======================================  先週は4月中旬並の気温の日もあり,いよいよ春めいてきました。木枯らしの中で背 中を丸めて歩いていた身体を伸ばし,野山での活動に向けて足腰を鍛えたい。気温の上 昇に伴って,そんな気持ちが強くなってきました。  因みに,当協会の会長でもある三浦雄一郎先生は,四季を通じて片足約5kg,両足で 10kgの重りをつけて,時には重いリュックも背負って行動されています。とてもそこま ではできないかもしれませんが,気持ちとしては見習いたいものです。  さて,森林環境教育ネットワークの会員掲示板は,登録者リストにご登録いただいた 会員の皆様による情報交換や意見交換の場です。  地域での連携を目指した活動紹介や仲間づくり,森林環境教育に関わる幅広い意見交 換等,幅広くご活用いただいて,本ネットワークの拡大が図られるとともに,森林環境 教育に関する議論や取組が深まれば幸いです。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ヒ゛ル6F  社団法人 全国森林レクリエーション協会  森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472  Eメール:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ======================================= === 「美しい森林づくり」推進国民運動への参加・協力をお願いします。 === ====== ☆「美しい森林づくり」推進国民運動ホームページ☆  ====== ======== http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html  == ====== ☆美しい森林づくり全国推進会議ホームページ☆ ========= ======== http://www.b-forest.org/ ================= =======================================