◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   森林環境教育ネットワークメールマガジン 第97号 (平成25年1月15日) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ( 目 次 )  1 平成24年度山火事予防ポスター用原画・標語の入賞者の決定  2 <コラム> 森林環境教育の現場から(38)  3 <国民参加の森林づくり> 「海の森」プロジェクト  4 <樹木のことなど18> 毒のある木や木の実  5 <図書紹介> 丹沢の自然再生  6 <イベント情報>    ◆ピザ焼き体験(館山野鳥の森管理事務所)    ◆ホールアース自然学校のイベント情報(ホールアース自然学校)    ◆高尾森林センターのイベント情報(関東森林管理局 高尾森林センター)  ☆ 事務局から 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 森で遊ぼう!! 森林環境教育ネットワークhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 《メールマガジン・バックナンバーhttp://www.shinrinreku.jp/feenet/php4/mlbk/index.php》 《イベント情報の登録・閲覧http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 平成24年度山火事予防ポスター用原画・標語の入賞者の決定 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  森林を愛する心を育み、山火事予防の意識と活動の啓発を図ることをねらいとして、 総務省消防庁、文部科学省、林野庁、全国森林組合連合会の後援の下に、一般財団法人 日本森林林業振興会が募集していた平成24年度山火事予防ポスター用の原画と標語の入 賞者が決まりました。  昨年の7月から9月にかけて、全国の中学校や高等学校の生徒から原画と標語、一般 の方から標語の募集が行われ、全国から約10,300点の応募があり、学識経験者等による 慎重な審査により入賞者が決定されるとともに、山火事予防ポスター用原画・標語とし て次の皆さんの作品が選定されました。 ◆原画  茨城県 つくば市立桜中学1年 高巣 太吾 さん ◆標語  長崎県 諫早市 中俣 雄大 さん       「山の火事 もとは小さな 火種から」 ※入賞者や作品等は、下記のURLを開いてご覧ください。 [連絡先]  一般財団法人日本森林林業振興会  東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル  TEL:03-3816-2471 FAX:03-3818-7886  URL:http://www.center-green.or.jp/  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2 <コラム> 森林環境教育の現場から(38) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  子ども樹木博士リーダー等交流・研修会に参加しました。場所は文京区の小石川植物 園、里山で見かける樹木や珍しい樹木など多種多様の樹木が観察できます。  今回は、身近な樹木19種を説明し午後にパワーポイントをつかって認定試験を行い ました。といっても、自分の班は森林インストラクターとしてすでに活躍されている方 々が大半、樹木の説明というよりは情報交換という形で和やかに観察が行われました。  皆さんの悩みは共通、「どうやったら参加者が集まるのだろう?」、「市町村の広報 に出しても集まらない・・・」、「定期的に行っているが集まらない・・・」。樹木ツ アーがお悩み相談会になっていきます・・・!  地域・幼稚園、小学校・大学すべてが協力して「できること」、「やりたいこと」、 「やるべきこと」を実行できる体制が構築できたらいいのですが、現実はなにもできて いません。こんなに伝えることをもっている、やる気のある人がたくさんいるのに・・ ・! 本当にもったいないと感じた一日でした。                       (森林インストラクター 柳原 高文) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 <国民参加の森林づくり> 「海の森」プロジェクトによる森づくり ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  東京都では、水と緑に包まれた美しいまち「東京」を実現するため、東京湾の玄関口 に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地の一部、約88ha (日比谷公園の約5.5倍)を緑あふれる森に生まれ変わらせる「海の森」プロジェクトを 実施しています。  同プロジェクトでは、「Not for us,but for our children(私たちのためにではな く、私たちの子どもたちのために)」をスローガンに、高さ30mに及ぶゴミなどの山に スダジイ、タブノキ、エノキ等の苗木を植樹し、約30年をかけて森をつくり、育ててい く計画としています。  苗木は小学生やボランティアの手でドングリから育てられるなど、苗木づくりから植 樹、森の育成まで、都民や企業等が協働しながら森づくりが進められています。                       (平成23年度森林・林業白書等から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 <樹木のことなど18> 毒のある木や木の実 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  樹木にも毒のあるものがあります。アセビ、シキミ、ヤマウルシ、ユズリハなどです。 例えば、アセビには植物全体にアンドロメドトキシンなどの強い毒成分が含まれていて、 間違って食べると神経中枢の麻痺症状を起こすといわれています。  また、木の実には強い毒成分があるものがあり、ドクウツギ、ミヤマシキミ、ヒョウ タンボクなどの実があげられます。特にドクウツギの実は毒性が強く、毒草としてよく 知られているトリカブトやドクゼリと並ぶ猛毒植物です。  山菜や木の実を楽しむには、食べてもよい種類を覚えるとともに、絶対に手を出して はいけない有毒植物をしっかりと知ることが大事です。         (子ども樹木博士ニュース「質問コーナー(堀内孝雄先生)」から) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 <図書紹介> 丹沢の自然再生(編者:木平勇吉ほか4名/発行:日本林業調査会) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  今、丹沢山地には自然再生の兆しが見えてきました。過去10年間に森の中でさまざま な調査と事業が進められ、多くの成果と知識が得られました。さらに、これから取り組 むべき課題がはっきりしてきました。これらを平易に解説して、多くの丹沢ファンに伝 えることが、この本を出版する目的です。  丹沢山地で進められている自然再生プロジェクトの全貌をまとめた貴重な1冊。「市 民力」で自然と森を甦らせるための新しいバイブルです。(B5判カラー・616ページ/定 価:6,000円(税込み)) ◆主要項目  第1編 水源林の再生(編者:木平勇吉)  第2編 ブナ林の再生(編者:勝山輝男、田村淳)  第3編 野生動物との共生(編者:山根正伸、羽山伸一)  第4編 地域社会の再生(編者:糸長浩司)  第5編 丹沢の再生(編者:木平勇吉、原慶太郎、谷川潔) ◆問合せ先  (株)日本林業調査会  〒160-0004 東京都新宿区市四谷2-8 岡本ビル405  TEL:03-6457-8381 FAX:03-6457-8382  E-mail:info@j-fic.com ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6 <イベント情報>   ◆ピザ焼き体験(館山野鳥の森管理事務所)   ◆ホールアース自然学校のイベント情報(ホールアース自然学校)   ◆高尾森林センターのイベント情報(関東森林管理局 高尾森林センター) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本ネットワークの「イベント情報」(http://www.shinrinreku.jp/feenet/einfo/)にご 登録いただいたイベントや事務局にご連絡いただいた情報等の中から紹介します。――― ◆ピザ焼き体験  レンガ作りのピザ窯で、手作りピザに挑戦しよう。(主催:館山野鳥の森管理事務所)  ◇開催日  平成25年1月26日(土)  ◇開催場所 千葉県立館山野鳥の森        交通:JR内房線館山駅からJRバス安房神戸廻り白浜行きで20分           「安房神社前」下車徒歩7分  ◇参加費等 1,500円(対象:一般の方)  ◇応募等  下記の問合せ先の電話で受付(1月25日(金)まで)  【問合せ先】館山野鳥の森管理事務所(千葉県館山市大神宮553)        TEL:0470-28-0166 FAX:0470-28-0187        E-mail:kumazawa@welcomechiba.jp        URL:http://www.chiba-forest.jp/yachou/ ◆ホールアース自然学校のイベント情報(主催:ホールアース自然学校) ◇富士山スノーシュートレッキング〜アラウンド富士山12ヶ月〜  冬の富士山を歩いたことがありますか? 2月の富士山は、多くの人が訪れる夏の富士  山とは全く違う、本物の富士山を見ることができます。今回はそんな富士山の中腹に  ある森をのんびり歩くツアーです。たくさんの動物が生活し、木々が風に揺れ、どこ  までも続く道なき道。スノシューを履いて出掛ければ、そんなこの時期ならではの世  界が見られます! スノーシューは初めての方でも簡単に使える道具なので、オスス  メです。  [日程・場所] 2013年2月2日(土) 富士山中腹(集合:9::30、解散:15:30)  [対象・定員] 小学1年〜6年生 15名  [料金] 8,000円  [問合せ・申込] ホールアース自然学校 0544-66-0152(担当:夫津木)  詳しくは、http://wens.gr.jp/individual/outdoor/arafuji_snowshoe.html  ◇里山つなぎ隊 「楽しく! マジで! ワークする!!」  手が入らなくて困っている里山・農村に貢献するため、竹林整備や間伐体験をするこ  とで森づくりをお手伝いができるプログラムです。でも、楽しくなくては続かない。  みんなで思いっきり汗を流したり、地域の人や集まった仲間同士の交流で、人と人と  のつながりも楽しみの一つ。世代間交流、都市農村交流の場としても力を入れていま  す。地域のために何かできることをやりたいという方はぜひ参加してみてください。  [今後のスケジュール(一泊二日のプログラム)]   1) 1月19日、20日  2) 2月2、3日  3) 3月2、3日  [場所] ホールアース自然学校周辺(集合・解散:ホールアース自然学校)  [対象]  18歳以上  [料金] 2,000円(2日分の食費、施設使用料)  [問合せ・申込] ホールアース自然学校 0544-66-0152(担当:小原)  詳しくは、http://blog.canpan.info/satoyamatunagi/  ◇年間講座の参加者募集中:ホールアース自然学校講座・四季コース  富士山周辺の豊かな自然を舞台に、私たちホールアース自然学校と参加者が、共に遊  び・笑い・学び・体験を通して真剣に環境のこと、生き方について考える1年間の講  座です。あなたの人生に「自然学校」での実体験を加えませんか?「新しい発見」  「新しい出会い」「新しい自分」を共に感じる、2013年度の新しい仲間を募集します!!  [日程] 2013年4月13日(土)〜2014年3月9日(日)  [場所] ホールアース自然学校(静岡県富士宮市)  [対象・定員] 18才以上 15名  [料金] 150,000円(全12回)  [問合せ] ホールアース自然学校 0544-66-0152(担当:夫津木 学)  詳しくは、http://wens.gr.jp/individual/learning/four_season.html ◆高尾森林センターのイベント情報(主催:関東森林管理局 高尾森林センター) ◇高尾山で炭焼き体験  様々な分野で「炭」が注目されています。そんな炭をあなたの手で作ってみませんか。  花炭も楽しめます。  [日時] 平成25年2月16日(土) 9:40〜15:10(予定)  [場所] 八王子市高尾町 高尾山国有林(日影沢第二園地 炭やき小屋)      集合:日影沢キャンプ場(炭やき小屋まで徒歩で移動)  [募集人員] 30名(申込締切1月31日)  [参加費] 500円 ◇高尾の森をまるかじり!冬の高尾山親子自然観察会  ワンパク探検隊、冬の高尾山に何があるかな? 森林インストラクターと一緒に、親子  で冬の自然を探検し、薪割り・丸太切り・ゲーム・焼き芋作りで暖まろっ!  [日時] 平成25年2月17日(日) 9:00〜14:30  [コース] JR高尾駅〜みころも霊園〜かたらいの道〜高尾森林センター(約2.6km)  [募集人員] 親子50名(申込締切2月2日)  [参加費] 500円 ◇申込みなどの詳細につきましては、次のURLを開いてご覧ください。  URL:http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/index.html →最新情報 ====================================== ☆ 事務局から ======================================  新年明けましておめでとうございます。  新年最初のメールマガジンをお送りします。  今年の干支は「癸巳」(みずのとみ)、巳年です。「巳」の字は蛇が冬眠から覚めて 地表にはい出して活動を始める姿を表すともされ、従来の生活に区切りをつけるという 意味を持つと言われます。  これまでの暗い出来事に区切りをつけて、平成25年がまさに新しく明るい年となりま すことをご祈念申し上げます。今年もよろしくお願い申し上げます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆☆☆ご投稿等はE-mail:feenet_info@shinrinreku.jpまでお寄せください。 [編集発行]  〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6F  一般社団法人 全国森林レクリエーション協会 森林環境教育ネットワーク事務局  TEL:03-5840-7471 FAX:03-5840-7472 E-mail:feenet_info@shinrinreku.jp  URL:http://www.shinrinreku.jp/feenet/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆