 |
 |
 |
 |
 |
ハクモクレン(モクレン科) |
 |
一般的な特徴
中国原産の落葉高木(高さ10〜15メートル)です。3〜4月頃、葉に先がけて、卵形のふくよかな大きな花を咲かせます。春浅い青
空いっぱいに咲いた純白の花を見上げると、急に春らしさを感じます。ハクモクレンとコブシは、よく間違われます。ハクモクレ
ンの花は、花弁(かべん)と萼片(がくへん)が、ともに白くて同じような形をしています。コブシは、萼片が花弁より著しく
短く、幅が狭くてやや小さく見え、花のもとに小さい葉が一枚ついていることから見分けます。 |
分布 |
|
ハナミズキ(ミズキ科) |
 |
一般的な特徴
北アメリカ原産の落葉高木(高さ10〜15メートル)です。明治の末期に尾崎行雄東京市長が、ワシントンにサクラを贈り、その返
礼として大正初期に贈られた木として知られています。最近では、庭木、公園樹、街路樹として、各地に植えられています。4〜5
月頃、白色または紅色をした花のような総苞片(そうほうへん)を開きます。秋には、真紅の果実が小枝につき、やがて葉が紅
葉します。 |
分布 |
|
ヒイラギ(モクセイ科) |
 |
一般的な特徴
山地に生える常緑小高木(高さ5〜8メートル)です。葉の縁には、先がトゲ状になった鋭い鋸歯(きょし)があります。老樹にな
ると、梢に先はトゲがないものが多くなります。庭園樹、公園樹として用いられるほか、厄よけの縁起ものとして生け垣などに植
えられます。節分に枝先にイワシの頭を刺し、門や戸口に飾る風習が残っています。 |
分布 福島県以西の本州、四国、九州、沖縄 |
|
ヒノキ(ヒノキ科) |
 |
一般的な特徴
古くから日本人の生活と結びつきが深い常緑高木(高さ20〜30メートル)です。スギとともに建築材として最も広く利用され、
古くから各地で植林されてきました。
長野県の木曽谷には、尾張藩時代に留山(とめやま)として保護された天然林があります。大きなものでは、高さ50メートル、
直径2.5メートルのものがあります。材に精油を含み、またほどよい硬さであることから、原始時代から「火きり臼(うす)」
として用いられました。このことから、ヒノキという名前がつけられました。 |
分布 福島県以西の本州、四国、九州、屋久島 |
|
|
 |
 |
 |
 |
|
|